―――違う。
どきっとした。彼を一目、見た瞬間。
違う、と思った。私が今まで、見てきたどのマンガのキャラクターとも。
彼は違う。
そう、思った。
come here.[4]
「!」
会社を休んだ明くる日っていうのは、何だか出社しづらいけれど。
特に病気やケガなどではなくて、ズル休みの明くる日というのは、ね。
「もーよかった、心配したのよ」
それでもきっと美味しいだろうお弁当持たされて、笑顔で「いってらっしゃ〜いvv」と送り出されれば、ちゃんと会社行こう、って
気にもなるわ。
しかもそれが、彼… だったらね、尚のこと。
ロッカールームで制服に着替えて軽く口紅を塗りなおしていた私に同僚の美奈が声をかけてきた。
「おとといのジャンプでサンジがあんなことになっちゃって、あんた朝から普通じゃなかったでしょ。そしたら昨日休んじゃうし…
今日も来なかったら帰りアンタの家行こうって思ってたんだから」
「う…… ゴメン」
美奈は大学の専攻も一緒で同期入社、だから会社の中だけでなくプライベートでも付き合いがあって… そう、私の彼に対する
想いを知っている一人。
「心配かけちゃって、ゴメンね。もう大丈夫だから」
「そお? ならいいけど…… ジャンプなんだから、あんまり思いつめない方がいいわよ」
「ん、わかってる。大丈夫だよ、サンジは」
ウチで、元気にしてます。
とは言えなかったけれど。
きっかけは、もう三年十ヶ月近く前の秋。
その頃、私と美奈はまだ、大学生で。その日、風邪で大学を休んだ美奈に、その日のノートの写しを届けに行った。
美奈も、当時から私と同じく一人暮らしだったから、風邪引いて寝込んでるなら何かと不便だろうと、ノートの他に夕食の材料
も一緒に買って行った。
“いらっしゃい”
朝は高かった熱も、夕方私が行く頃には何とか、下がってきて起きれるようになった、という美奈は、私が用意した夕飯を
ぺろりと食べた。熱が高かった昼間、ろくに食べてなかった分今はお腹が空いていた、という。
その調子なら明日は大丈夫ね、と笑っていた、その時。
“あ、テレビつけるわね。今日からさ、何かおもしろそうなアニメが始まるのよ”
そう言って美奈がつけたテレビで、始まったアニメ…… そう、それこそが私と、ONEPIECEとの出会いだった。
あっという間に、私はその世界に引き込まれた。
明日も大学あるし、美奈も完全によくなったわけじゃないからゆっくり休んで、とONEPIECEが終わって30分程、話し込んだ後
彼女の家を後にして帰路に着いて。
“何、ONEPIECE気に入った? 今ジャンプで連載してるのは知ってるわよね。読んでないの?”
そう、その頃。別のマンガを目当てにジャンプは買っていたけれど、ONEPIECEは読んでいなかった。第一話を読み逃したことも
あって、おもしろいらしいと噂では聞いていたが一度も読んだことがなかった。今の私からじゃ、考えられないけどね。
“今、コミックスで10巻まで、出てるわよ。今度本屋かコンビニで探してみたら?”
その美奈の言葉に従うかのように帰り道、閉店間際の本屋に飛び込んだ。あった。ONEPIECE1巻から10巻まで。
流石、今日のアニメ第一回放映に備えて、そこの本屋でも一大キャンペーンのように特設コーナーに平積み。
そして私は、端から順に1巻から10巻までを一冊ずつとり、十冊まとめて閉店間際の本屋のレジに積んだ。
それから足早に帰宅して、すぐに風呂に入り、パジャマに着替え、気に入りの紅茶も淹れて準備万端、第一巻を手に取った。
リビングのソファに楽な姿勢で、どんどん読み進めていく。
アニメで見た興奮のとおり、いいやそれ以上の原作の面白さ… 個性的で今まで見たこともないようなキャラクター達や、
流れのいいストーリー展開、その中に張り巡らされた伏線がつながったときのあっという驚き。
それらに次々とコミックスを読破していった。
やっと一息、ついたのはC・クロ編が終わり、一味がゴーイングメリー号と新しい仲間・ウソップを手に入れたところ。
時計を見たら、午前一時近かったと思う。
どうようかなあ… まだもうちょっとなら、大丈夫よね……あと1、2冊くらいまでなら。
そして私は、背伸びして体勢を変えると、続き続き、と次の話の扉絵をまくった。
これが、第5巻収録の42話。ううん、ここはまだいい。
問題はその次。その次、第43話を読んでしまったことで… 私の運命は、想いは、大きく変わることになる。
このときはまだ、そんなこと思いもよらなかったけど……
『クソ違います、お客様。私は副料理長 ウエイターは昨日で全員逃げ出しまして』
「―――あ」
マンガの中のキャラクターは、えてして個性的なのが多い。そんなの、ずっとマンガを読んできてる私はわかってる。
とりわけ、このONEPIECEは強烈な個性揃いだ。
けれど。
―――違う。
どきっとした。彼を一目、見た瞬間。
違う、と思った。私が今まで、見てきたどのマンガのキャラクターとも。
彼は違う。
そう、思った。
それからは、結局最終巻まで読破した。最後の方は眠くて、意識朦朧としながらだったけど、読んだ。
目が離せなかった。
5巻の最終コマであのルフィが『いいーコック 見つけたぞ!』と評した彼から。
極端から極端に走る、彼のコックとしての在り方から。
それは想像を絶する幼い頃の遭難体験と、そこからの奇跡の生還、そして共に生還した敬愛すべき“クソジジイ”と一から
築いたこの海上レストラン“バラティエ”を守ることに基づいたもの、その“バラティエ”が一時でも長くレストランであるために
クリーク一味と対峙する彼から。
その戦いの後、オールブルーが夢である彼だけれど、今回のような一件があるならバラティエを離れるわけにはいかない…
といいつつも、その夢・オールブルーを嬉々として語る、子供みたいに無邪気な顔をみせた彼から。
しかしある種の生き様を見せ付けられたゾロやルフィの戦いぶりに彼の心は明らかに揺れていた。そしてバラティエの
コック仲間の一芝居とゼフの親心を汲んで、旅立ちの決心をした彼に。
そして最後… 涙の別れと旅立ち、『オーナーゼフ! ……長い間クソお世話になりました! この御恩は一生忘れません!』
『また逢おうぜ! クソ野郎ども!』と泣いた彼から。
その後まだまだ続く物語の中でも、彼から。
目が離せなかった。
この日の、この夜。
一気に読み終えたONEPIECE1巻から10巻。そして間数話抜けるけれど、とっておいたジャンプに連載されているONEPIECE。
読み終えた後、感想のように私の口から零れたのはたった一言。
“……サンジ”
ONEPIECEのサンジ。
たった一晩で恋に、落ちた。好きに、なってしまった。愛して、しまった……
あれから約、三年と十ヶ月。
その間に私は大学を卒業し、今の会社に就職をした。あの日、私にONEPIECEを見せてくれた美奈も、一緒に卒業・一緒に就職。
その間、片時も、この恋から、想いから。抜け出せたことはなかった。
読むたびに募る想い。話が進むにつれて、どんどん新しいサンジが描かれる。
そして私は、その一コマごとに、さらに、彼を好きになる……
“やっぱりね。の好きなタイプだとは思ってたけど、サンジは…… しかしこれ程とはね……”
そう苦笑しつつも、美奈は私のジャンプやアニメのONEPIECE話につきあってくれる。
サンジはもちろん、他のキャラクターもほとんど皆好きだし、ストーリーだって面白く、目が離せない。
それに何だかんだ言っても、美奈もONEPIECE好きだしね。
ストーリーの展開にあわせて、ドキドキしたりハラハラしたり。ワクワクしたり、ときめいたりしつつ……
サンジに惹かれていった。
それは日常生活にも現れてて。
クリスマスやバレンタイン、彼氏にプレゼントを選ぶかのごとく、もしサンジにあげられるなら…… と売り場を見て回ったり。
とりわけ彼の誕生日になる3月2日などは、自分の誕生日よりも特別な日で。
そうそう、土日に重なったときはケーキ焼いてごちそう作って…… 一人じゃ食べきれないから、美奈を始め同じONEPIECE好きっ
てことで知り合った友達もみんな呼んで。“サンジの誕生パーティーやるよ”ってね。
そういう特別な日じゃなくても、本当に日常の中でも。
会社に持っていくお弁当も、彼が作ってくれたらな、とか。小さい頃から料理好きで今でも自炊派の私は、食事を作るとき冷蔵庫の
材料を前に、これが揃ってたらサンジだったら何作るかな、と思いながら献立考えたり。
料理してるときもスーパーで食材買ってるときも、常に意識の片隅にはサンジがいる。
“みゃあ”
そういえば、この子も。
二年位前に、伯母の家で子猫が産まれた。そのうちの一匹、この子がどうしても欲しくなって。
真っ黒な子猫のこの子、けれど私は一人暮らしだから、ちょっと大きくなってから来てもらったのよね。
“ね、サンちゃん”
綺麗な真っ黒の毛並み、しなやかな体のライン、綺麗な瞳…… そしてウチで飼い出してから気付いたんだけど、ウチに来る女の子
の友達には愛想よくてすぐ懐くのに、男の人には警戒心丸出し、ときには威嚇だってする。
そんなこの子の正式な名前は、もちろん“サンジ”。でも普段は“サンちゃん”と呼んでみたり。
しつけも、ちょっと甘くなっちゃったんだけど…… それでもおトイレと爪とぎはちゃんと覚えてくれたから、よしと思おう。
そのサンちゃんにも、この胸の内明かしたりしたなあ…… 猫なんだからわかりはしないだろうけど。でもキミの名前の由来なんだぞ?
初めて伯母さんトコでキミを見かけたとき、ふっと脳裏にサンジが浮かんで…… それでキミを貰ってきたの。
なんて言いながら頭撫でてあげても、わかんないよね。かわりに、サンちゃんお気に入りの猫じゃらしで遊んであげたり。
そりゃ自分でもヘンだなぁ、とは思う。
だって、サンジはマンガの、アニメのキャラクターなのよ? 実際にはいないのに。それなのに私のこの想いは、まるで……
何度か、そのことを意識し、彼はアニメの、マンガのいちキャラクターに過ぎないから、違うから、と思うようにしたこともあった。
ONEPIECEのいちキャラクターとして好きなだけ、それだけよ…… と思おうと思った、思うようにしたこともあった。
……けれど、それは徒労に終わった。それは、思おうとすればするほど、自分に自分で嘘をついているという事が、身にしみた。
確かに、ONEPIECEのいちキャラクターとして彼が、サンジ好き。サンジが“偉大なる航路”で麦わらの一味の一員として、海賊として
料理人として、奇跡の海“オールブルー”を探す旅を続けるのを見るのが、とても好きだった。けれど……
そして私は…… いつしか、自覚するようになった。
サンジに対するこの想いは…… 本当の、恋心だと。実在の恋愛対象になりうる男性に抱くべきものと同じものである、と。
思えばあの日、初めてコミックスを読みサンジに出逢ったその瞬間から……
実は恋に落ちていたのかもしれない、と。
想うように、なった。
そんな私にやっぱり、284話はきつすぎた。巻頭カラーのワイド見開きカラーに嬉しくなりつつも、中身を読んで愕然とした。
あの…… 私、その前の年末にも。
一回メリー号にエネルが来てサンジが撃たれたときも呆然として動揺しまくってたところに、美奈じゃない別の友達から電話を
貰ったことがあった。その時、あまりにも私の様子が変だったから自分の用件の後、わけを聞いてきたその娘に、まくしたてる
ようにワケを話したら。
たまたまその時のそのジャンプが早売りだったのでネタバレになってしまい、その娘にお説教を延々一時間程くらってしまった
ことがあった。 ……いや、その時は逆に、後で感謝したわ。
ネタバレ嫌うその娘に、いくら動揺してたからってそれを忘れて喋っちゃったことで説教されて、シラけちゃって引きずらずにすんだ
もの(でも喋ったの259話のラスト2ページのみよ? ゾロファンのその娘に、煩悩鳳のことは言わなかったのに… 最も、このラスト
2ページのせいでゾロの煩悩鳳全て吹っ飛んでたからっていう私も私だけど)。
でも今回はそうはいかない。これから会社だし、友人達もみんなそう。もちろん、前回私に説教してくれて、こんな気分をシラけさせて
くれたあの娘もね。
そのまま自失呆然のまま、それでも何とか出社して仕事に取り掛かって…… ミスが目立つ私を心配した美奈に昼休み、ジャンプを
差し出したら、ONEPIECE読んで。ようやくわかってくれたみたい。
“あんまり思いつめないでよ、”
ミスの連続で今日の分の仕事が終わらず残業になった私に、定時上がりの美奈が帰り際、紅茶を淹れてくれてそう言ってくれた。
ん… と返事してその紅茶を飲みながら仕事をこなして、帰路について。
そんな、朝と変わらない気分を引きずりながら夜まで過ごした私を自宅マンションの玄関先で迎えたのは―――
「ねぇ、のお弁当、最近ちょっと豪華じゃない?」
「え、そお? そう思う? 見える?」
「見える見える。いいなぁ、また料理の腕上げたのねー。昔から上手かったけど」
昼休み、美奈が私のお弁当を覗いて言う。
ええ、ええ。そりゃ見た目も綺麗だし、本当に豪華よ。私じゃここまでは、作れないもの。もちろん、味だってね。
だって、これを作ったのは私じゃない。彼、だから。
「……一つ、食べる?」
その中から、綺麗に巻かれた出し巻き卵のうちの一切れを、美奈のお弁当箱の蓋に置く。
「いいの!? ありがと…… んー、おいしー!」
早速食べてくれて笑顔を見せる美奈に、こっちも嬉しくなって笑みが零れた。
「フフッ、そう? ありがとう」
自分で作ったのを褒められた以上に。嬉しかったの、彼が作ったものを褒めてもらって。
それにね。ほら。
今、口に入れたミートボールの味に、自然に頬が緩むのがわかる。
本当に美味しいんだもの、自然に顔が綻んで笑顔になれるわ。
ホントに凄いわねー…… 彼の料理は。
「何? 、ずい分嬉しそうじゃない」
「え?」
おっとと、何か私、余程ニヤけてたみたいね。美奈がそう声をかけてきた。
私はもう一回、小さく笑みを零すと“別にー”と答えて弁当の続きを食べ始めた。
「ただいまー」
会社を定時に上がり、真っ直ぐに帰ればPM7:00少しすぎ。電車の乗り継ぎがよければ7:00前に帰れることもある。
みゃあ、と真っ先に迎えに来てくれるサンちゃんに“ただいま、迷惑かけないでいい子にしてた?”と頭を撫でてやって一緒に
リビングに行けば。
「おかえり、さん」
そう言って迎えてくれる貴方。
「ただいま。…サンジさん」
一日働いた疲れも吹っ飛ぶ、この瞬間。
それまで座っていたソファから立ち上がって、こっちを向いて言ってくれる貴方。
「今日も一日お疲れさま。すぐにご飯にするからね〜」
そう言っていそいそとキッチンへ、あとはもう、盛り付けて配膳するだけになってるであろう夕食の支度にとりかかる貴方。
そんな貴方を見て、自室にバッグを置きにいって。私は私で、サンちゃんのエサ皿に固形のエサをいれてやるとカリカリ、と
食べ始める愛しの飼い猫に目を細める。
「手伝うわ」
そんなサンちゃんを見届けて今度は…… 愛しくてたまらない、サンジさんのところへ。
疲れてるだろうからいいよ、と言う彼に、だから早く食べたいの、なんておどけて見せて。
最初の頃は緊張してたところもあったけれど、もう今はこんな風に言えるようになった。
そうして今日も、向かい合って。“いただきます”とサンジさんと迎える、夕食のひととき。
あれからONEPIECE本編では、スカイピアを完全に滅ぼさんとするエネルの最終攻撃が始まって。そのエネルをぶっ飛ばすべく
ルフィがジャイアントジャックを駆け上り、ナミがそのルフィを連れ戻すべくウェイバーで登っていき。
二人を除くみんなは避難開始を、という中でワイパーが、昔酋長に聞いた自分の先祖とある青海の男の物語を思い出していた。
今の連載はちょうど、その過去の物語をやっている(もうジャンプは買って帰るわけにはいかないので、月曜の会社帰りにコンビ二
でこっそり、立ち読みしている)。
そして肝心のサンジは…… 過去の物語の前に描かれていたものとしては、目を閉じて意識不明でピクリとも動かぬまま。
けれど、私の目の前には、喋って動いて、普通の状態のサンジさんがいる。
彼は、自分はエネルの強力な雷エネルギーをその身に浴びたことでこの見知らぬ世界(私たちのいる現実世界)に飛ばされた、
と自分の状況を解釈している。
確かに…… ジャンプの中の、ONEPIECEの中のサンジも、それからここにいるサンジさんも、どちらも本物だとしたら。
その彼本人の仮説を信じるしかない。しかも飛ばされたのは、精神体のみ、いわゆる幽体離脱、ということ?
だって身体は、ピクリとも動かない状態でマンガの中―――ONEPIECEの世界にあるから。
そしてサンジさん本人の仮設の通りなら、幽体離脱した精神体のみが現実世界に飛ばされて実体化した………
「わぁっ、このスープ美味しいっ…!」
「光栄です、さんのお口にあったようで」
「すごーい、コクがあって…… 何だろ、あったかいスープなのに今の季節でもいくらでも飲めそう! また今度、レシピ聞いても
いいかしら?」
「ええ。じゃあ今度、さんが休みの日にでも。じっくり、手取り足取り、お教えしますよv」
語尾にハートが見えたような気がしたのは気のせい?
ううん、気のせいでもいいわ。
「本当!? よろしくお願いします」
それでも何でも。
ずっと想い、焦がれていた貴方が。サンジさんが。
目の前にいるこの奇跡。
常識で考えたら絶対ありえないことだもの、何でそうなったのか、起こったのかなんて考えてもしょうがない。
それよりも目の前の、この現実を、大事にしたい。
……サンジさんと過ごせる、この時間を。今を。
<come here.4/fin.→next 5 >
やっとこさ4です。
今回、この話を書くに当たって、ちょっと悩みました。
サンジに対する想い。サンジを好きになったきっかけ。サンジを好きになっていった過程。
この話を、サンジ夢小説を読むくらいだから、皆様それぞれ、おありだと思います。
この “come here.” はサンジが現実世界に出てきてしまう話、なのでリアルに皆様にそれを
体感していただくにはこの4はない方がいいかも、と。読者様それぞれ、個人個人でサンジを
想いながら読んでいただく方がいいんじゃないか、と。
それ考えると全く持って蛇足になるかもなー、とも思いました。
ですがそうなると、一人一人のその想いに応えられるような、そんな風に展開していけるかとなると。
すみません、きっと葉月にはそこまでの文才はないです(汗)
なのでサンジを想う上で大事な大事なそれらですが、この “come here.” をお読みになる間、
“come here.” のヒロインでいる間はこのとおりでいてくださいませ、と。
そう思って書かせていただきました。何卒、よろしくお願いします。
……ってことでヒロインモノローグです、今回。なのでお友達からもサンジからも名前を読んでもらう、
名前を表記する機会が少なくて、すみません。
次の5では、ちょっとは多くなる…… かな?